ローン事情の融資ばなし

あらゆるローンに関する雑談やニュースを評価

淘汰の歴史から

社会批判や規制によって、淘汰されてきた消費者金融の歴史が
背景としてあります。

今回の問題は長年多くの人から指摘されているように、
消費者保護からかけ離れた業界体質が元凶となっているのでは?
そんな声が多く聞かれます。

例えば、営業成績優先の過剰貸付など消費者を無視した行為と
いえるのではないでしょうか。

キャッシング業界の体質改善は、規制法強化をきっかけに
良い方向へと進む可能性は高いのかもしれません。
健全化を重視することで、消費者保護のスタイルが根付くことも
期待されています。

多重債務者の増加は結果的には、消費者金融業へ悪影響なことは
明白であり消費者との関係を築く意味ではマイナスなことと
今回の騒動でも明確にそれを示したといえるのではないかと
考えます。


そもそも信用実績のない相手に、無担保で融資する
ことはとてもビジネス的視点からも危険な業務であるわけです。
それでも今まで拡大成長してこれたのは、債権回収のノウハウが
長けていたと分析する向きもありますが、それが今回の社会問題
を招いた可能性も全く否定はできません。

この問題は消費者金融会社だけでなく、個人向け融資を行っている
信販系カード会社やクレジットカードなど、キャッシング商品を
扱う企業も同様に影響することです。
これからの業界体質の改善は、どんな方向へと向かっていくのか
見守っていきたいところです。

PageTop

リスク承知の強み

提携が目立つ銀行と消費者金融ではありますが、
過去の歴史では、銀行が個人向け無担保融資の業務を
本腰入れて行った時期があったのです。

どんどん大きくなっているキャッシング業界を、
金融のパイオニアでもある銀行が指を咥えて見てる
だけではありませんでした。

元々顧客を抱えているわけですから、預金者を対象にして
リスクの少ない融資ができるという計算もあったのではと
推測できます。

成功が予想された銀行カードのキャッシングサービスは、
意外にも高収益を上げられずに撤退しました。
ビジネスというものは本当に解らないものです。

それから時が経って、銀行は専業キャッシング会社との提携をして
無担保融資のノウハウを吸収しお互いのメリットも重なり
現在に至るわけです。

確かに高金利の時代ならば、高利益となるビジネスノウハウでは
ありますが、将来的に通用するのか応用が利くものなのかは、
その局面になってみないと定かではありません。
消費者金融は銀行と比べれば、リスクの高いビジネスに
立ち向かえる強みがあることは確かです。
そういう面では、まだまだ銀行にとって利用できる相手なのかもしれません。

PageTop

経営資源

これから業務の多角化の方向へ向かうことが予想される消費者金融。
今までは個人向けフリーローン商品を中心に一点集中型のスタイルで収益を伸ばしてきました。
将来的な経営資源の分散化によるリスクが懸念されています。
コストの大幅な見直しも、大変な作業となりますが、
それ以上にキャッシング業界に染み付いた財務体質の改革も重要です。
収益モデルを改めるというのは、想像以上に難しいと言われており
円滑に改革ができることは稀なことかもしれません。
高度成長期から順調に成長してきた、個人向けキャッシング商品市場も
規制法改正によって扱いづらい金融商品へと変貌してしまうように
思えます。
今後はキャッシング専門というよりも、クレジットカードなどの多機能
を備えた内容のものから利用されることが浸透していくことも考えられます。
カードでキャッシングするといえば、消費者金融が発行する専用のものでという人が多かったのではないでしょうか。
ですが、専用カードの発行数が減少することにより、
全体的にキャッシング機能も備えたカードを利用する機会が
増える流れもありえるのではないだろうか。

PageTop

新規獲得

業績の低下が避けられない事態へと進んでいるローンカード業界
ではありますが、キャッシング事業というのは常に新規獲得を
行うことで収益を上げるビジネスモデルでもあります。

本来、商売というのはリピーターが増えて安定した収益が望める
ものですが、消費者金融業に関しては異なるようです。
銀行との提携などでカードで借入が可能となり、利便性の向上が
知れわたったことでマーケット拡大に成功はしました。
しかしキャッシング利用者は、返済が終了してから再び借りるお客様
は少ない現実があるのです。
必要に迫って借りたなら、必要でもないのに融資を受けることは
普通は考えられません。
そういった視点からも、広告展開はとても重要なことでもあります。
自主規制などで存分なPR活動が不可能な状況は、とても厳しい
局面を迎えているといっても過言ではないかもしれません。

これからは社会に受け入れられる業務展開と商品開発への企業努力が
求められます。

PageTop

ショッピング枠

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング機能が
ありますが、カード利用者にとってはショッピングしか使わない
という利用者が結構多いといわれています。
周囲を見渡しても、確かに買い物には使うがお金は一度も
借りたことがないという友人・知人が結構います。

使わない理由としては、キャッシングすることが嫌いとか
どうしても借りなくてはならない機会がないなど、
さまざまですが。
一番の理由は、ショッピング枠に比べてカードキャッシングの
貸付内容が高金利だからというのが圧倒的かと思われます。

こう書いてしまうと、クレジットカード会社は消費者金融業では
収益を上げていないのかと思われがちですが、
収益全体から見た割合は、かなり高く拡大したい分野であることも
確かです。
しかし今後は規制強化もあり、拡大成長していくには新たな戦略
展開でキャッシング利用者を増やしていかなくてはなりません。
また、今までのような高収益が見込めない金利での融資となるので、
高収益の計算がしにくいビジネスに変貌してしまう可能性も考えられます。

PageTop